先日のお話です。
不調な時にときどき来てくださる患者さんの
3歳の息子さんの症例です。
症状としては夜になると咳がでること、
それが酷くなると吐いてしまうことです。
思い当たるきっかけとして症状の出る前々日くらいに
少し上のおねえちゃんと遊んでいたとき
頭と背中をうったかも知れないということでした。
お母さんは直接見ておられないのですが、
「ゴンっ!」と音が聞こえたそうです。
からだを診せてもらうと案の定、上部胸椎に問題が・・・。
特にクラシカルオステオパシーでいうところの
咳のセンターの部分を中心に左側屈と圧縮が出ており
左右の肩の高さを変えることでバランスを保っている様子。
この咳のセンターというのは、
嘔吐の運動のセンターでもあるので、
男の子の症状とも合致しています。
今回は手と頭を支点にして、
左側屈と圧縮をうまく取り除くことができました。
来週はお父さんが来てくれるそうなので、
その後の様子をうかがいたいと思います。
その日の夜のこと。
私 「最近、小さなお子さんが来ても泣かれなくなってきたんだよ。(自信)」
妻 「世の中にひげとメガネの人が増えたんじゃない?」(だから子供たちも慣れてきたんだよ)
私 「・・・・。」
追記
「息子は施術後1回あったようですが、その後よくなりました。」とお父様からご報告をいただきました^ ^
これでひと安心です。